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風通しのいい片づけ モノ・コト・イエをリセットする68のヒント

2016年06月17日

生き方をすっきりと切り替える「もやもや」整理メソッド

部屋の中、頭の中、心の中、風通しよくしておきた
いと思いませんか?
生きてきた年月のぶんだけ、暮らしは膨らんでいき
ます。家族が増え、お付き合いが広がり、自分のこ
とだけを考えていればよかった若いころに比べて、
役割と責任を背負うことになります。
どうしたら軽やかに暮らしていけるのでしょうか。
人間関係を簡単に手放すことはできないのですが、
自分の判断ひとつで整理できるモノやコトがあるは
ず。そう思えるようになったら、本書にある68の
ヒントを手掛かりにして始めましょう。

目次
はじめに
第1章 今こそ片づけのタイミング
 暮らしをリセットするための片づけ
 50歳からのオンナの生き方
 溜まるモノは3層に分けられる
 今片づけたいのは「中間層」のモノ
 家が片づくと決断力、行動力がつく
 今こそ「片づけ=リセット」のタイミング
 「風通しのいい暮らし」を目指す
第2章 片づける前にしたい気持ちの整理
 3年先にどんな暮らしをしたいか?
 片づけリストで優先順位をつける
 片づけたい場所を写真に撮ってみる
 片づけに取りかかる前の心得
 モノを手放す心の準備
 不用品の行き先を決める
 社会に役立つモノの処分の仕方
 使いやすいしまい方を選ぶ
 使いやすい定位置を見つける
 片づけやすさを維持する秘訣
第3章 自分のモノを片づける
 「顔がくすんで見える服」はもう着ない
 大人のおしゃれを長く楽しめるモノの選び方
 クローゼット収納のおさらい
 引き出しは“1段1カテゴリー”で立てて収納
 ハンガーを買いそろえる
 お気に入りの着物はかたちを変えて残す
 着物を持ち続けるなら手入れを怠らない
 下着は1年に1回、総入れ替えする
 アクセサリーは使い勝手とつけ心地で厳選
 スカーフはたたまずにしまう
 外出したくなる靴を残す
 思い出のモノは飾って楽しむ
 いつでも手に取れる思い出のしまい方
第4章 家のコトを片づける
 【キッチン編】今の食生活に合ったモノを持つ
 キッチン収納のおさらい
 毎日が豊かだと感じる器を残す
 動線がラクになる食器棚の使い方
 細かい食器はどうしまう?
 調理道具はストーリーのあるしまい方に
 調理家電は専用コーナーに
 【押し入れ編】勇気を出して押し入れを片づける
 押し入れの空いたスペースを活用する
 必要な書類がすぐに見つかるしまい方
 独立した子どもの部屋を片づける
 【家事編】投資のつもりで家事のできる夫育てを
掃除がラクになる道具を使う
 洗濯回数を減らしてモノを減らす
 素材を活かした献立でキッチンをシンプルに
 食生活が変わったら冷蔵庫の中身もリセット
 モノの買い方を変える
第5章 家族と片づける
 【夫編】夫と妻では「片づけ」のとらえ方が違う
 片づけない夫は3タイプに分けられる
 「片づけない夫」のタイプ別対処法
 【実家編】親が元気なうちに実家を片づける
 親どう向き合うか?
  実家に残してきた自分のモノを片づける
  親のモノを片づける
第6章 住まいを整える
 10年度の住まいについて考える
 憧れは小屋暮らし
 キッチンを変えると暮らしが変わる
 使いやすいキッチンのレイアウトパターン
 小さなキッチンは使い勝手がいい
 リフォーム時の収納プラン
 壁面収納で散らからない部屋に
 ウォークインクローゼットの適当な大きさ
 スペースをムダにしない納戸の使い方
 模様替えで狭い部屋を広く見せる
 収納家具で部屋作りを楽しむ
 飾って楽しむ「見せる収納」のコツ
 少しのアイディアで部屋をステキに見せる
 自分の「特等席」を作ろう
カラーグラビア:すはらひろこ宅の片づけ術
おわりに
価格
1,400円+税
仕様
A5/143ページ
発売日
2013/11/23
出版社
エクスナレッジ
執筆者
すはら ひろこ

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本を書いたきっかけ

本を書いたきっかけ

プロ10年人生50年だから伝えたい片づけとは?

協会が整理収納アドバイザーの講座を開始した時期に、私は収納専業の仕事をスタートしていました。以来、ノウハウを研究するなかで辿り着いたのが認定講座だったのです。明快な理論に刺激され、この分野での活動を夢中で続けた10年ひと区切り。そして50歳を超えて、「片づける」ことの意味が変わったように思います。考え方もやり方も成長していくと片づけはこうなる。そんな提案ができるのでは?というのが書籍づくりの核になりました。

本のポイント

本のポイント

モノを見つめて自分らしい暮らしの形をつくる

こうしたら片付くと分かっていても、思い通りにはいかないことが多いのではないでしょうか。そんな「もやもや」を分かりやすく表すとしたら?モノが溜まる様子を3つの層を使って説明すると、「なるほど」と理解することができます。それではどこから手を付ける?自分のモノは3層の中間から始めるといいのです。本書ではそういった片づけを行うための考え方を紹介しています。さらに夫の協力、実家や空いた子ども部屋のこと、リフォームの計画など40歳代以降の暮らしにあった片づけを提案しています。

読者に一言

読者に一言

これからの人生、何が起こっても大丈夫

身のまわりをきちんと整えておけば安心。家族や親しい人、あるいは自分自身に予想していなかったことが起こっても、慌てずに目の前の課題に取り組むことができます。整理収納が身に付いているというのはそういうことだと思います。部屋の見た目がどうか?だけではない、しっかりと安定した暮らしのために、これからも取り組んでいきたいですね。