「片づけが苦手な子」が驚くほど変わる本
2016年06月17日
「片づけなさい!」と何度言っても、ウチの子は片づけできない!そんなイライラをためているお母さんへ。要らないモノを捨てられなくても、まずは「分ける」整理から始める簡単片づけ法を伝授。
「分ける」というのは、ただ単にモノを仕分けするだけのことではありません。自分にとって必要なモノかどうか自分で「考えて判断」したり、「選択」したり、「優先順位」をつけることなどにつながっていきます。この先、生きていくうえで大切な基本を教える絶好の機会なのです。子どもには“片づけられる子”になってほしい。でも自分も片づけ方がわからない―。のべ6,000件の部屋・家を変えた目からウロコの分け方、捨て方、しまい方。
- 目次
- 第1章 まずは「分ける」だけでいい
- 第2章 親子で片づけ上手になると、ステキなことがいっぱいある!
- 第3章 子どもが自分から片づけたくなる、ちょっとした工夫
- 第4章 片づけができる子、できない子の親の習慣
- 第5章 家・部屋がここまで変わった5つのケース
- 第6章 この8つの手順で、もっと気持ちよく暮らせる
- 価格
- 1300円+税
- 仕様
- 単行本/208ページ
- 発売日
- 2013/04/16
- 出版社
- 青春出版社
- 執筆者
- 有賀照枝
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本を書いたきっかけ
片付けに悩むママにその大切さに気付いてほしい
整理収納サービスや片づけに関する多くのセミナーを開催している株式会社ハート・コードでは、小さな子供さんを持つママたちから、たくさんのご相談をお受けします。 お片付けが苦手でどうしていいかわからない!子供も片づけられない、うまく教えられない。おもちゃはどう収納したらいいの?子供になんて声掛けをしたらいいの?主人にもっと家事を協力してもらうには?。。。お悩みはあげたらキリがありません。そんな折、ある出版社のママさん編集長とお目にかかる機会に恵まれ、同じようなお悩みを抱えていたことから、あれこれ話をしているうちにこの本の出版が決まりました。 多くのママさんたちと接してきて感じるのは、目先のモノの片づけのもっと先には、子どもとの接し方の問題が多く隠れていることです。そのことに気付いて頂けると嬉しいな、という想いがきっかけです。
本のポイント
なによりもまず「わける」ことから始めよう
整理といえば、使っていないモノを手放しましょう!が基本中の基本です。ですが、その「手放す・捨てる」という心理的ハードルはかなり高いものがあって、そこで挫折してしまう人が多いのも事実です。 まずは捨てなくてもいいので、「わける」とこから始めてみましょう!例えば、今使っているモノと使っていないモノをわける、今興味があるおもちゃと興味がなくなったおもちゃをわける、でもいいのです。 手放す前の「わける」が習慣化されてくると、自分にとって何が大切か、どうして大切か、など理由がだんだんとわかるようになってきます。目に見えるモノを「わける」ことで、目に見えない物事の判断もできるようになってきます。お片付け習慣から、未来の大人たちの人間力をピカピカに磨いていけるような方法とケースを掲載しています。
読者に一言
お片付けからママと子供の笑顔が増えますように!
この本は、子どもには「片づけのできる子」になってほしい、でも実は、ママ自身も「片づけられない」、だから「片づけ方を教えられない」・・・こんな今の状況を変えたい!と願う、すべてのお母さんのために書きました。 お片づけから得られる学びは大変深く、この先子どもが大きくなっていくうえで、よりよく人生を生きていってもらうための大切な基本をママと一緒に学べる、絶好の機会と捉えて頂ければ嬉しいです。 日本中にたくさんのママとお子さんの笑顔が増えますように。。。